がらがらがら…

大きな声でなぎさが
「本当、裏切り者はとことん裏切るのね笑私の翔も翼先輩も、本当最低」

クスクス…クスッ

「なんで?私がなにしたっていうの?なぎさの思う通りに進んでるんじゃないの?人を散々殴って蹴って…」

ザワザワ…
「っっ、そ、そんなことしてない!!」

きゃーーーーーーーーー!!!!!

「「な、なに?」」

「なぎさ、本当か?今の話…」
「翔、翼先輩まで…」

「あゆねちゃん、本当に暴力受けられてたのか?」

コクんとうなずいた。

「最後の最後まで嘘つかないで!」

「!!う、嘘なんか」

なぎさが私に近づいて来た
下がると後ろは壁で逃げられなかった

「ドン!!」

「いい加減にしてるかな?あゆねちゃん??」
「……」

ドン!

「なぎさ、やめろ。」
「あゆねちゃん、こっち。こっちおいで?」

「ありがと…ありがとうございます」

「あゆね!私は一生恨み続ける」

「いいから。あとは翔に任せて俺について来て!ね?」

翼先輩は手を繋いで屋上に連れてってくれた