気になったあたしは、その手元をのぞこうとした。 「あ!だめ!」 まーくんがあわてて手を隠す。 「見せて!」 「もうちょっとまって。」 まーくんは再びこそこそ何かし始めると、やがてあたしの前に何かを差し出した。