冷たい雪に甘いキスを…


「でも俺、あの頃すごく幸せだった。そして…今も、それと同じ…いや、それ以上に幸せなんだ。」

そこまで言うと、まーくんがあたしの頭にそっと手を乗せて撫でた。


そして、微笑みながら言った。

「全部、華のおかげだ。」

「まーくん…。」