冷たい雪に甘いキスを…


「でも…華のおかげで変われた。」

「え…。」


まーくんが、泣き笑いを浮かべてあたしを振り返る。


「俺があんな冷たいことばっかしたのに、華はずっと俺を見捨てなかっただろ。」

それは…

「それは、まーくんが好きだからだよ。」