冷たい雪に甘いキスを…


「華は、黙ってろ。」

俺がそう言うと、華は素直に俺の後ろに行った。


「山口、悪いけど、それは無理だ。」

「な!」


山口は更に鋭く俺を睨む。

周りの奴らは黙って俺達を交互に見ている。