「ん?あら。もしかしてこれ、バレンタインの?あんたも貰うのねぇ。」

はっとしてリビングに行くと、おばさんが華からの箱に手をかけていた。


「開けんなよ。」


「分かってるわよ。にしても、かなり手が凝ったものね。あ、もしかして華ちゃん?あの、幼馴染とかいう。」

感が鋭いとこは母さんに似ている。