俺はそこにそれを置いたままキッチンに向かい、夕飯の支度を始めた。


その時玄関の開く音が聞こえ、はっと振り向くとおばさんがいた。


「おば…さん。」

「久しぶりね。元気にやってる?」


にこにこと作った笑を浮かべながら部屋に入ってきた。

「まあ…元気だよ。」