冷たい雪に甘いキスを…


「でももうよかったかなって思ってる。」

突然そう言って嬉しそうに笑う奈々ちゃん。


「あたし付き合ってた頃は知らなかったけど、雅樹くんて、何人も彼女いたんだってね。」


その言葉にビクッとする。

嫌な予感が胸をよぎった。

「正直、幻滅した。そんな人と思ってなかったし。別れて正解だったよね。」