冷たい雪に甘いキスを…


おばさんの言葉がグサリと心に突き刺さる。

ずっと攻めてきた。自分があのとき、両親を焦らさなければ…って。


「分かってないの?バカね。あんたがすべての発端なの。この疫病神。」

!!


俺は目を見開いておばさんを見つめた。

おばさんは荷物のまとめを始めた。