「どうしたんだよ、おまえ。なんかおかしいぞ。」


友達は苦笑いしつつ俺に声をかけてくる。と、そのとき担任がそいつを呼んだ。

「ちょっと行ってくる。」

「ああ。」


俺はそっと目を閉じ、ソファに寄りかかる。

「…まーくん。」