「ありがとうございます!」

あたしは大きな声で言うと、走って高校に向かった。


「ここ!」

やがてついた高校は、大きな校舎が前にそびえ立ち、後ろに校庭があった。


「校庭…だよね?」

あたしは高校の敷地内に足を踏み入れる。