冷たい雪に甘いキスを…


『まーくん…あたし…』


『…行こう。』

華がなにをいうつもりか分かっていて、俺はそれを遮った。

『待って!』

びくりとする。華がいきなり、俺の腕をつかんだんだ。


『知ってるでしょ、あたしが…まーくんを好きなんだって。』