冷たい雪に甘いキスを…


「前田!」
大きな声にはっと我に返る。


振り返ると、山口くんが走り寄ってきた。

「ここにいたんだ。探した。」

息を切らしてる山口くん。そこまでして、あたしを捜してくれてたんだ。

「ごめんね、迷惑かけちゃった。」


「迷惑だなんて、思ってないよ。」