「あ、でも、橘先輩狙いだからって、あんまり積極的に行きすぎるなよ?みんなからひがまれるぞ?」 「そんな……。」 「男子からも女子からも、注目されるだろうからなぁ……。」 金沢先輩、絶対面白がってる……。 「分かりましたよ……適度に場も盛り上げますから。」 「さっすが、雪斗くん!じゃあ、明日よろしく頼んだよー。」 金沢先輩は満足そうにそう言って電話を切った。 ……とりあえず言っちゃったけど、明日はできるだけ橘先輩と一緒にいよう。 うん、そうしよう。