「てか、マヂで会いに来ただけ?」

俺は、凌に尋ねてみた。

「な訳ないじゃん!」

テレビをつけながら、大袈裟に笑う凌。

「じゃあ、何だよ!」

「ちょっと、秀汰の事で相談があんだよ!」

「秀汰が何?」

秀汰は、俺達とよく遊んだりする、友達の事。

「あいつさぁ〜、女遊び激しいじゃん?」

「あぁ、だな。」

秀汰は、かなりのチャラ男。毎月違う女とデートしてる。

「そんで、今日も女と遊んでるんだけど」

「ふぅ〜ん、で?何を相談したいんだよ!」

「あ、んで、今日遊んでる女何だけどさぁ〜、14なんだよ!」

呆れ気味で、凌が言った。

「14?何が?」

俺は、何の事か分からず、聞き返した。

「歳だよ!と〜し!!」

「歳?!」

確か、14って中2だよなぁ!まだガキじゃん!

「だから、さすがに止めた方がいいんかな?って。あいつ、手出すの早いじゃん?しかも、犯罪だし。」

「犯罪?」

「憂チン知らねぇの?成人男性と、高卒以下があんな事やこんな事したら、秀汰捕まるよ!」

そうなのか・・・。
ガキに興味ねぇから、わかんねぇし。