forever love

ショック…。
てか、憂菜は?!

隣を見るとさっきまで寝てた、憂菜が居なかった。

「凌!憂菜は?」

「憂菜なら、急用思い出した!って結構前に帰ったよ。」

急用?

あいつ、家帰れねぇんぢゃ………。

「そっか。…朱音は?」

「まだ、帰ってきてねぇみたいだよ。」

「マヂかぁ…。何か寝て損した気分だわ……。」

俺はテレビをつけながら、ボソッと言った。

「何でだよ。いいぢゃん!疲れは取れたんだしさ!」

買い物してきたのか、買ってきた物を冷蔵庫に入れながら、凌が言った。

「そうだけど…。」

「て言うか、デート誘えたのか?」

ニヤニヤしながら、凌がいきなり聞いてきた。

「いきなり何だよ!んまぁ、誘えたよ。」

「マヂかぁ。良かったぢゃん!」

「まぁな!」

「んぢゃあ、飲むか!!」

ビールを片手に笑顔で凌が言った。

「んだな。」

俺もビールを受け取り、プチ飲み会が始まった。

「「カンパーイ」」



数時間後。
俺等はすっかり出来上がっていた。

「憂チ―ン〜。大好きだぞぉ――!!」

「俺も―凌が大好きだぁ―!!」

ゲイかっ!
ってツッコミたくなるくらい、お互いを好き好き言い合っていた。