forever love

『おはよ!会いたいんだけど、今から会える?』

「こんな、朝っぱらから?なんか、あったのか?」

急いでメールを返す。

『どうかした?』

『どうもしてない。ただ、会いたいだけ…。』

『分かった。すぐ、行く。』

『学校の近くの公園に居るから。』

絶対、なんかあったんだな。あいつが、早起き出来る訳ねぇもん。

準備をし、俺は朱音が寝ている部屋に入った。

「朱音?」

「……なぁに?」

眠そうに目をこすりながら、朱音が答えた。

「ごめん。起こしちゃって。ちょっと、妹んとこ行ってくるわ!」

「分かったぁ。」

急いで公園へ向かう。

変な事ぢゃねぇといいけど…。


「憂菜!」

「お兄ちゃん。」

公園につくと、スウェット姿でベンチに座ってる憂菜がいた。

「どした?!」

「別に、どうもしてない。」

下を向きながら憂菜が言った。

「嘘をつくな!こんな、朝っぱらにスウェットで…。どうもしてない訳ないだろ?第1学校は?」

憂菜の顔を除き込みながら、言った。

「…休んだ。」

「なぁ、どうした?」

憂菜の隣に座りながら、俺は心配そうに尋ねた。

「お兄ちゃんには、関係ない事だと思うから…。」