forever love

だけど、気持ちは伝えときてぇなぁ……。


つか、気になる奴と暮らしてるのか。俺は。

なんか、よくよく考えたら……。


ヤベェ…。
ぜってぇ我慢できねぇ(泣)

「とりま、デートに誘えよ!」

「おう…。」


「はぁ〜、気持ち良かったぁ。」

朱音がお風呂から、上がってきた。

……きまづい。
自分の気持ち確信すると、きまづい…なぁ。

「次、俺入るわ!」

避けるように、お風呂場に入る。

何なんだよ。
この気持ち。
今まで、女なんて…。
俺、マヂになってるし。


これが、運命って言うのか…?

「んなもんある訳ねぇか。」

服を脱ぎながら、俺は呟いた。


風呂から上がると、朱音だけがテレビを見ていた。


「あれ?凌は?」

冷蔵庫から水を取り出しながら、朱音に尋ねた。

「夜勤だから〜って言って帰ってったよ。」

夜勤かぁ。
最近、仕事決まった。
言ってたもんなぁ。

「そっか…。」

なんとなく、朱音から離れたところに俺は座った。

デート……。
誘ってみるか。

「んなぁ!」

「んっ?」

「今度、いつ暇?」