forever love

「親に、帰ってこい!言われたらしくて。このまま宮城に居ても、やりたい事もないし、住む場所もない。いつまでも、憂のとこ居る訳にもいかないしって。まぁ、あと2ヶ月は居るんだな。憂チンん家に。」

再来月。
まぁ。そもそも、住むとこ無かったから、俺ん家に住み始めたんだもんな。
居なくなんの当たりめぇかぁ。
だけど、何か嫌だな。


「憂チンさぁ〜、朱音の事気になり始めてるでしょ」

「は?!」

さすが、親友だなぁ。


「見てて分かる。でも、まだ1ヶ月しか経ってないし。ないなぁとか思ってんだろ!」

マヂ、鋭いなぁ。

「うん…。凌の言う通りだよ。第一印象最悪な女。だけど、1ヶ月も一緒に居るとなぁ。まだ、好きとかぢゃねぇけどよ!」

1ヶ月ぢゃ無理かぁ。

「んでもよ。わかんねぇよ?あいつの気持ち。んまぁ、1ヶ月は短いけどな。時間ぢゃねぇよ。過ごした時間の濃さだろ!だから、デートとかしちゃったりして、行く前とかに告ればいいぢゃん!!」

「告んの?!」

「えっ?告んねぇの?」

「あぁ。」

「告れよ!」

告るかぁ……。
再来月居なくなるのに?
俺、遠距離無理!

ってか、付き合える訳ねぇか……。