「まだ、頬でしたからいいでしょう?
減るものでもないですし・・・。」




シレッとしながら、弥生に話しかける。


その様子に、皐先生は倒れ、姉さんは弥生と会ったときみたいに呆然とし、雫と光輝はぶるぶると震えている。


そして・・・固まった弥生は口を開いた。




「・・・・・・優斗、命を捨てる覚悟はいいか・・・?」




そう言ってどこから持ち出したのか手には竹刀が握られていた。


命を捨てるって物騒な・・・。


でも、冗談と言うわけでもなく・・・本当に怒っています。



どうやら、卒業を祝うどころか僕の命が無くなる事を悲しむ日になりそうです・・・。





だれか、亡骸よろしくお願いしますね?