苦笑いしながら皆を見る。
皆はそれぞれ意見を言い合い、名前を決めている。
そんな中、ある人物はただひたすら・・・腕を組み考えていた。
僕は近づき話しかけた。
「部長・・・部長も案を出してくださいよ。
もともと部長のせいでこうなったんですから・・・。」
文句を言いながら言う。
だが、弥生はまったく僕のことを見ないで考えている。
無視ですか?
・・・・・・なら、いいですよ。
こうするだけですから・・・。
心の中で黒いことを考えながら・・・弥生の後ろに回り、耳に近づき・・・ふぅ~っと息を吐きささやいた。
「いいかげん。僕のこともことも見てくれませんかね?」
僕が、耳元で言った事によって弥生は勢いよく僕から離れ睨んできた。
「お前にもう一つ最低なところを教えてやろう・・・。」
「何ですか?」
ニコニコ言う僕に弥生はこの世で一番僕が嫌いかと言うような目で・・・。


