「これって今から一年前くらいですよね・・・。
しかも、僕が弥生に告白した日・・・。
だいたい、何で書いてないんですか?」
僕の疑問に、さっきのことを忘れて雫と仲良くじゃれあっている弥生は僕を見て言う。
「作者のご都合上だ。」
「はい?」
目が点になる。
「この、部活は前回の章だけで打ち切りだったそうだ。
だが・・・作者の大好きな友により続編が書かれた。
しかし、時期的に卒業と言うことで話をぶっ飛ばした・・・と、言うことだ。」
弥生が簡潔に話してくれる。
でも、僕の頭の中では弥生のように状況を軽く受け流すことはできないので頭はフル活動中です。
「ちなみに、作者は続編を書いてほしいと言われテンションが上がり・・・家族に怒られたそうだ。
しかも・・・続編をどう話をつなげるかで悩み+スランプに陥った。
まったく・・・めでたいのか何なんだろうな・・・。」
弥生がため息交じりで言う。
それ・・・読者の方々にとってはどうでもいいことですよね・・・。
どうりで、話がグダグダなわけですか・・・。


