名前が決まっていない・・・ですか?
首をかしげる。
動かない僕の頭の中にもう一つ爆弾発言が投下された。
「ああ・・・忘れてたな。」
弥生が発言した・・・。
当の弥生はまったく悪気なしの顔をしている・・・。
「「「部長~~~!!!」」」
三人で叫んだ。
「どうして、忘れてたの!?」
「その前に、絶対存在忘れてただろ!?」
「どうするんですか!?」
三人がそれぞれ怒る。
もはや、キレると言っていいかもしれません・・・。
そんな怒る僕たちを見てか・・・。
「確か、言われたのは・・・一年前だ。
だが、その時・・・いろいろあった。
優斗・・・お前の告白宣言もあったからな・・・。」
「ということは・・・優君のせいね♪」
楽しそうに僕の姉さんが笑う。


