「何かいいことでもあったんだよ。
ね、優斗♪」




と長谷川雫が言う。




「いいことかぁ~、俺・・・最近ねぇ気がする。」




もう一人、柴田光輝も言う。




「そうですね、いいこと・・・というか懐かしいことを思い出したんですよ。」




と、僕=山田優斗も言う。


僕がやっている部活は人生ゲームをただひたすらやるだけのどうでもいい部活をやっています。

そして部長が弥生、副部長が僕、部員の雫と光輝で活動しています。



部活については時間が無いのでノータッチと言うことで先を進めていきましょう。




「懐かしいこと、な・・・。
どうせ、どうでもいいことだったんだろうな。」




さっきから僕の言うことや、やっていることにいちいち口を出してくる弥生は僕の・・・。




「へぇ~、部長・・・そんなこと僕に言うんですか?
部長の昔を思い出していたというのに・・・。」




わざとらしく残念そうに言う僕に弥生は心の底から残念そうに言う。