それが優斗には気に入らなかったらしく冷えた目で光輝と雫を見ている。
そんな目で見られた二人は体がビクッと震えた。
やはり・・・ウサギだ。
そして気まずそうに光輝が私に聞いてくる。
「それで・・・?どうして、部長は優斗が嫌いなんだ?」
うっ!
そこを聞くか!?
普通・・・。
言いにくそうに・・・私は言う。
「・・・・・・すべてが嫌いだ。」
「「はい!?」」
光輝や雫が再び驚く。
だが、私はそんなこと気にせずに話し続ける。
「すべてが嫌いなんだ!なんなんだ!?
その言い方は・・・。それにその笑いは・・・。
それと性格がはっきり言って悪すぎる!腹黒すぎるだろ!!
第一そんなので女が好きになるわけないだろっ!?」
優斗をボロクソ言った私をヤバイと思ったのか・・・次は雫がフォローしようと私に話してくる。


