人生はPM,5時から!





「はぁ~、なら・・・言いましょうかね・・・。
好きな人に・・・。」

「なら、さっさと言って来い。
楽しみにしているぞ♪」




そう言う私に対して何か意味ありげな表情を優斗はする。

なんか・・・嫌な予感がするんだが・・・。

それは、私だけか?


それは他の2人も感じたようで楽しい表情から一変して顔が引きつっている。



そしてなぜか・・・優斗は私のほうを向き真剣な顔で言い始めた・・・。




「部長・・・いえ、弥生。
・・・・・・僕は・・・あなたが好きです。」




・・・・・・は!?

今、何て言ったんだ?

・・・・・・こいつ?


サラリととんでもないこと言った気がするんだが・・・。




「僕は弥生が好きです。
・・・・・・分かりましたか?弥生♪」




っつ!

こいつ・・・恥ずかしいことを二度も楽しそうに笑って・・・。



辺りがシーンと静まり返る。


そして私は怒りのあまり燃えている。