「・・・・・・いや、いないわけじゃないんだ。
ただ・・・・・・。」
「「「ただ?」」」
うっ・・・!
やっぱり言うのか?
私は間の悪い顔をしながら話した。
「ただ・・・・・・いっぱいいすぎて困っているんだ。」
「「「はあ!?」」」
三人同時に驚かなくてもいいだろうに・・・。
そりゃ、私だって恋ぐらいはしますよ・・・。
「だって、しょうがないんだ・・・。
・・・・・・皆、本当に可愛すぎるから!
何であんなに女の子って可愛いんだ!?」
「「「女かよ!」」」
またもや三人に言われた・・・。
だってしょうがないだろ・・・。
これは可愛すぎる女の子が悪いんだ。
少しからかっただけで顔を赤くしたりとか『小動物かっ!』っていってギュッと抱きしめたくなる。
そんな私の発言を聞いた三人は脱力して文句を言う。


