人生はPM,5時から!





「・・・俺は・・・お前が!
・・・・・・好・・・き・・だ。」




メチャメチャ小さな声で言った。


・・・聞こえないな。


それでもなお優斗は光輝を追い詰めていく。




「よく聞こえなかったんですけど・・・一体誰を好きなんですか?
光輝?」




「っ!・・・・・・あ~~~~~~~!もうっ!そうだよ!
好きなんだよ!俺は優斗が好きなんだよっ!」




盛大に告白した。

・・・・・・上出来だ、光輝。


初めて光輝をほめた気もする。


だが、決して声に出さない。

それが私だ。



そして・・・自分が盛大に告白したことに気づいた光輝は言った後・・・・・・灰になっていた。




「ハハッ・・・。俺はもう・・・・・・駄目だ。」




というように哀れな姿になっていた。


そんな光輝を無視して次のゲームに進めていく。



・・・まるで何事も無かったかのように。