『じょうぶか……………』


愛しい人の事。

温かい手。

心配している表情。






一瞬の出来事で

真っ白になった頭で

今の状況を整理する。






えーーっと……………


まず、バイクで彼氏とショピング

し終わった帰り

T地路手前でエンストして

エンジンを入れ一時停止線で

一時停止をし

見通しが悪いため

少し前へ出て

再度確認して100メートル先に

車が居たけども

大きい道路では、ないため

曲がりかけた瞬間

100メートル先に居た車が

目の前に現れたと思ったら

衝突してしまった。




※図


│ │
│ └────自分
│ ┌───────
│相│
│手│



この位置から

曲がる瞬間だったため

時速10キロ以下。

でも私の方には、

一時停止線と一時停止の標札。


相手側は、

40キロ位で停止線がある。






気がつけば

車の前タイヤの少し後ろまで

体とバイクが下敷きにされていた。



衝撃音と共に激痛。

近所の方が追突音で集まって来る

近所の住民が挟まった

体とバイクを引っ張り出す。



先に走っていた彼も

異変にきずき

引き返して来た。


引き返して来た

丁度その時車の下から

体とバイクが出た。





すると……………




車の下からやっと

抜け出せたばかりなのに

車の持ち主の年輩女性が

『あなた飛び出して来たでしょ!』

いきなり怒鳴り散らす



近所の住民は、

冷めた目で女性を見て

怒鳴るだけの女性をほおって

救急車と警察に電話をする。


私は、と言うと

身体中激痛が走る中

いきなり怒鳴られて

方針状態。



近所の住民が

私を抱っこして端にやろうと

手をかける瞬間。




『大丈夫か!』

っと慌てた声で

私の事をお姫様抱っこする彼。



抱き抱えながら

『怒鳴る前に
大丈夫かどうかの心配も
しねぇのか!てめーゎ!』

っと年輩女性にキレて

道路端に連れてかれ



『大丈夫か?』

『どこ痛い?』

『どうして事故が?』


って質問攻め。


心配してくれてるからこそ

だけどさ~



私痛いんです。

私動けません。

私話しずらいです。



まぁでもかなり心配しているので

ゆっくり話した。

事故の状況 痛い場所 などなど



警察が来て

軽く話して病院へ