バックヤードの店長のデスクに座り、私は肩肘をつきながら、頭上に光っている防犯モニターを見た。 「あ、飯田くん、お客」 「ああ、はいはい」 レジに商品を置くお客さんが見えて、私は指摘した。 制服を着ていない私は、レジに立つことはできない。