「じゃあ、結婚しようか」

私は胸の高鳴りを押さえられずにはいられなかった。


”レジ袋は要らないです””ありがとう”以外の声は聞いたことはないけれど、


甘くて柔らかな声。


その声で、私は今朝彼に告白される夢を見たのだ。


いつもよりどきどきしてしまう。