私は胸の高鳴りを押さえられずにはいられなかった。 ”レジ袋は要らないです””ありがとう”以外の声は聞いたことはないけれど、 甘くて柔らかな声。 その声で、私は今朝彼に告白される夢を見たのだ。 いつもよりどきどきしてしまう。