「じゃあ、結婚しようか」

「じゃあ、そのトランクスはいくみちゃん専用ね。ああ、替えも買ってこないとな」


陽平さんの台詞に、これからふたり、続く未来を覚えた。


これから、何度もここに来てもいいのだろう。


陽平さんは、私を彼女としてこの家に迎え入れてくれるのだろう。


そんなニュアンスがあった。