なんというか……外界の総てに。


私は彼に寄り添って生きていけるのだ。


「座ろうか。ちょっと汚れちゃうかもだけど」


「ああ、気にしないです」


本当はおろしたての服が汚れるのを気にしちゃうけれど、ここはひとつ、陽平さんの申し出に従うことにした。