聖なる夜に、甘いキスを。


頬につたう涙は祐輔くんの指によって拭われ、額に甘いくちづけが降ってきた。



祐輔くんの首にしがみ付き、コートの襟を涙で濡らす。



彼に抱くこの気持ちは、とても曖昧。




この状況でも、私の心を震えさすのはいつだって、最低で残酷な男――。