ブワァ・・・



「うわっ、すごい風・・・」


風と一緒に紙が落ってきた。



それを拾ったのは1人の男子。裕太だ。


もう1枚落ちてきたのを拾ったのは女子の凛ちゃん。


裕太が拾ったのは、「返して」とものすごい数で書いてある紙。


凛ちゃんが拾ったのは、姉妹ノートの1部。



「えっと・・・」



お姉ちゃん。


私ね隣のクラスの・・・くんが好きなの。

協力してくれる?


「え・・・なんて書いてあるの?あ・・・う・・・・名前が読めねえ」


「なんとかくん??」


・・・・へ。


私も・・・・が好きなの。

でも私は諦めるよ。

協力する。


「これ、名前だけ読めないのね・・・。」


「みたいだね。」



でも・・・これが事件につながればもっと大変なことに?



防ぐ方法はないの!?



死者が出るかも知れないのに・・・。



防ぐことができないなんて・・・!



全滅しちゃうよ!