ガラッ
「キャーーーーーーー!!!!!」
「な・・・なんだよ」
3人で思いっきり悲鳴を上げると男子が校庭から帰ってきた。
そうか、休み時間か・・・。
【休み時間、終了です。教室に戻りましょう】
終わりの放送も流れてる・・・。
普通だよ?
うん・・・。
「結衣・・・。K市ってさ・・・・」
「真希、瑠奈。大丈夫だよ!」
「違うよね?」
「違うよ」
私たちが住んでいる場所はK市に当てはまる。
しかも東京都だ。
でもそんなはずがない。
だいじょうぶだ。
「キャーーーーーーーーーーーー!!!!!」
「え?!」
「なに?」
いきなり瑠奈がものすごい悲鳴を上げる。
そう、みんなの視線に入ったのは1つのノート。


