にっこり、ぽっくり、にっこりさん




残ってる?



みんな?どうして・・・そんな・・・。




「羨ましかったの。生きていることが・・・。だからあのノートをみつけようとした。生きていた時の希望を見たかった。でも捨てられた。」



「まさか・・・・」




「好きな人は、もう大人でこのクラスの担任だよ・・・。」



「先生が・・・」





先生はちょうど20歳で、若い先生だ。



どうしてこの学校に来ていたか・・・。



先生がいたから・・・?



ノートも、この教室においたのも会いたかったから?




「そっか・・・」




「でも会った時言われたの。」



「え」



「幽霊とは付き合えないんだって・・・」




「先生が?」



「悲しかった。だから・・・・。」





「そっか、話してくれてありがとう・・・」



「待てよ」