にっこり、ぽっくり、にっこりさん





「でも同じじゃないの!」



「違う!もっと優しくて・・・」



「私たちの話を面白がってする奴らなんて敵だよ~」



どうして分かってくれないの・・・!?



「あんたも同じね」



瑠奈!



「うん、そう思いなよ。殺していいよ。でも結衣は殺さないでね・・・」



瑠奈はそう言った。



瑠奈?何を言ってるの?




「結衣・・・。ばいばい」



「瑠奈!!」




瑠奈は笑っていた。涙を流しながら。



どうして?



瑠奈の首をしめようとした舞さんも泣いていた。



舞さんは言った。



「こんなことしたって無駄って分かってるの。もう・・・。」




「え?」




「本当は殺してなんかいない。私の心にまだ残っている・・・!」