またあの夢を見た。 昔よく見た夢。 知らない男の人が私に手を差し伸べている。 私はその手を強く握って 二人で遠くへと逃げる。 何かに追われているような、 だけど、 とても幸せな気持ち。 けど、 すぐに追いつかれてしまい、 二人は引き離されてしまう。 彼はとても悲しそうな顔で 「愛してる」 それだけ言って、 どこかへ連れて行かれてしまう…… ひとり残された私は、 彼の名を呼び続ける。 声が枯れてもなお、 彼の名を呼び続ける……