部屋の中に入るとリビングの明かりが着いていた。


起きているのかと思い、リビングを除く。


そこにテーブルに突っ伏して寝ている隼人がいた。


パソコンも開きっぱなしで、仕事をしていたんだろうと察した。


自分の部屋からタオルケットを持って来て、ソッと隼人にかけた。


見てはいけないと思ったが、パソコンを見てしまった。


どうやら、今月の売り上げのようだ。


お店の売り上げなんて、一度も気にしたことなんてなかった。


いつも気にしていたのは、売り上げよりナンバー1の地位だけだったから。


隼人の隣に座り、パソコンの画面を覗き込む。


それを見て、驚いた。


月にこれだけの売り上げを出す、お店なんてあるのだろうか?


うちのお店は、他のお店より時給や手当ては多いほうだと思う。


その分、遅刻や欠勤にも厳しいが、、、。