ふと、視線を感じた。


視線の先には莉奈が居た。


あたしは莉奈に、笑った。


そんなあたしを見て、莉奈も笑い返してくれた。


「莉奈、頑張ってるんだね」

「次はお前の番だよ」


あたしの番、、、。


あたしが母親とちゃんと向き合う番。


もう、あたしは逃げたりしない。


母親に捨てられたままなんて、嫌だ。


あたしはもう、あの頃のあたしじゃない。


それは、悪い意味だけじゃない。


きっと、母親の言葉に傷つくかもしれない。


向き合うことに、逃げ出しそうになるかもしれない。


でも、絶対に逃げ出したりしない。


今度はあたしが母親のことを捨ててやる。


あの時、母親にされたように、、、。