でも、俺はこの女とは知り合いじゃない。


「シュウ、この女。三浦が言ってた奴じゃないか」


そう言えば、三浦が言ってた。


閉店間際にdream(ドリーム)に来て、「働かせて欲しい」と乗り込んで来た女がいたって。


三浦が断ると、その女はナンバー1に会わせて欲しいと言ったと。


その日ハナは休みで店にはおらず、そのまま返したと言っていた。


「あの、ここで働かせて下さい」


女は頭を下げる。


「年は」

「、、、24です」

「経験は」

「、、、ないです」


これじゃ、店では使えない。


「うちでは、雇えない」


俺はキッパリそう言う。


けど、女は諦めずに、何度も「働かせろ」と言う。