ミルクちゃんはここでは、人気な子だ。


「榊原さん、ミルクちゃんは人気有るじゃないですか」

「ミルクは親父の借金のせいで、ここに来たんだ。でもその借金はもう返し終わってる」


ミルクちゃんに、そんな事情が合ったなんて知らなかった。


「それにミルクは、ミライの瞬華に憧れてたんだよ。なぁ、ミルク」


あたしはミルクちゃんの方を見る。


「榊原さん!なんで、瞬華ちゃんに言うのよ」

「これは、秘密だったか」


榊原さんは、笑う。


「なら、借金がないなら、キャバクラで働けば良いんじゃない?ミルクちゃんなら上に行けると思う」


素直にそう思ったことを口にした。


それに榊原さんもミルクちゃんも、複雑そうな顔をする。