それでも、あたしはこの世界に入った。


それしか方法はなかった。


あんな大金を返す方法なんて、、、。


榊原さんが言っていた通り、ここはキャバクラの時とは比べられないくらい辛かった。


キャバクラで培った技術も何も通用しない場所だった。


それでも、あたしは抜け出さなかった。


だって、そんなことをしたら、また輝や翔に守ってもらう女になってしまう。


それは、母親と同じ女になるということ。


それだけは、どうしても嫌だった。


それに、こんな良い条件の場所はここしかなかったから。


けどそれも、もうすぐ終わる。


母親の借金も今月で返済し終える。


やっと、この世界から足を洗えるんだ。


長かった、、、。