車は、××病院で止まった。


車が止まったのはいいが、降りる勇気がない。


車を降りて、××病院の中にいる百合子ママに会ってしまったら、それが現実になってしまう。


それがあたしは、凄く怖いんだ。


百合子ママが死んだなんて、信じたくない。


「未来」


莉奈はあたしの手を握る。


「、、、百合子ママが待ってるから、早く会ってあげないとね」


その言葉は莉奈に向けたものなのか、自分に言い聞かせた言葉なのかわからなかった。


でもそれはきっと、後者の方だったと思う。


そして4人で車を降り、病院の中へと入った。