隼人は少し歩くと、ビルの中へと入って行く。


ここが何処なのかわからないが、隼人が慣れたように中に入って行くのでそのままあたしも付いて行く。


エレベーターで、屋上まで行く。


「もう、終わったかもな」


屋上に付くと、隼人が口を開く。


せっかく花火大会に来たのに、まだ花火を見ていない。


「終わったの?」

「時間が時間だからな。でも、もしかしたらラストが見れるかもな」


隼人の言葉に、あたしは空を見る。


でも、中々花火は上がらない。


「やっぱり、終わったのか?」

「かもな。あの子、知り合いか」


あの子、、、莉奈のことか。


「地元の友達」

「お前にも、友達居たんだな」


友達、、、。


友達だって、彼氏だって、ちゃんと居たよ。


でも、それは壊れしまった。