静かだった、店内に女の子の笑い声が聞こえた。


5、6人の女の子たちが、着替えを済ませたのかスタッフルームの方から出てきた。


「ミライさん、凄いよね~」

「わかる~。夏祭り始まってから、毎日ミライさんの客で満卓だし」

「うんうん。ミライさんのお客さんって優しい人多いから付きやすいし」


女の子たちの口から出たのが、不満とかじゃなくて安心する。


「てか、最近ミライさんのお客さんにハナのこと優先しすぎじゃない?」

「あ!それわかる。なんで、あの子なわけ?」


確かに、あたしのお客さまにハナちゃんがよくいる。


あんまり深くは考えはしなかったが、女の子ならほかにも居るはず。


なのになんで、ハナちゃんなんだろう。