今日はお客さまから、連絡も来ていない。


それに隼人とは顔が会わせずらいし。


「で、でも、、」

「その代わり、あたしの家は無理だからハナちゃん家だけどね」

「それは全然良いけど」

「じゃ後で、家教えてね」


少し気が引けるのか迷っていたが、最後には「お願いします」と言った。


そしてハナちゃんと一度家に戻り、保育園の場所を教えてもらった。


出勤時間が近づき「本当に良いの?」聞くハナちゃんを、少し強引に出勤させた。


ハナちゃんと別れて、あたしは保育園のお迎えに向った。


日が落ちたというのに、外はまだ少し暑い。


それに対して、心の中で文句を言いながら歩いた。