結局最後までレッスンに集中出来ず、不完全燃焼といったかんじで、次郎は奥のレッスン室をかりることにした。
汀はもう帰ったあとらしく、カーテンのない庭から見える三日月は少し寂しかった。
ピアノの後ろには、小さなテーブルがおかれている。生徒はそこで勉強をしたり、ご飯を食べたり割合自由に使っていた。それゆえ忘れものも多く、壁際の棚には忘れものボックスなるものが設置されている。
八畳ほどの部屋は、それだけの家具で大分窮屈な感じになった。
とりあえず電気をつけて、荷物をおこうとテーブルの上を見やると赤い手帳のようなものがぽつんと置かれていた。
汀はもう帰ったあとらしく、カーテンのない庭から見える三日月は少し寂しかった。
ピアノの後ろには、小さなテーブルがおかれている。生徒はそこで勉強をしたり、ご飯を食べたり割合自由に使っていた。それゆえ忘れものも多く、壁際の棚には忘れものボックスなるものが設置されている。
八畳ほどの部屋は、それだけの家具で大分窮屈な感じになった。
とりあえず電気をつけて、荷物をおこうとテーブルの上を見やると赤い手帳のようなものがぽつんと置かれていた。
