無言が続く中、しばらくして尚登が口を開いた。 「あのさ…」 続きの言葉を待っていると、 「さっきのキス嫌だったか?」 え? 少し悲しそうな顔をして話す尚登に 全力で首を振る。 「ううんっ!!全然っ!!むしろ嬉しかったよ?って私何言っちゃってんだろ…!」 私は自分が今何言ったのかと自覚し顔を赤く染める。